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こしあぶらのイチオシ情報です。
コシアブラの料理!
近年、コシアブラの料理が流行っていますよね。数年前は、コシアブラよりもタラの芽が山菜では人気がありました。しかし、ここ数年は、コシアブラが一大ブームとなっています。コシアブラの調理法は、天ぷらが一般的です。コシアブラに限らず、山ウドやタラの芽なども、天ぷらにしてサッと揚げて食べると、天ぷらの衣に囲まれて、山菜特有の風味が楽しめます。コシアブラの天ぷらが食卓にあれば、ご飯も進みますし、うどんやお蕎麦の時は、天ぷらうどんや天ぷらそばにするとおいしくいただけます。
コシアブラの収穫時期と調理法♪
さて、そんなコシアブラですが、地域によって、山菜の収穫時期が異なりますので、注意が必要です。暖かい地域では早く収穫できますが、標高の高い、寒い地域では遅く咲きます。ここでは、日本の中心、関東北信越地域を例にとって収穫時期をご紹介いたします。コシアブラの新芽は4月から6月にかけて芽吹きます。その年の気候で、時期はずれますが、ほぼ、4〜6月がコシアブラの収穫時期と考えていただいてよろしいかと思います。コシアブラの調理法には、天ぷらの他に、和えものにするレシピがあります。味噌和え、醤油和え等々、お好みでお召し上がりいただけますよ。コシアブラは、ウドと同様に、独特の苦味があります。なので、天ぷらにすると食べやすいですが、おひたしや和え物等にも調理されており、さらには、塩漬けにして、保存食とされてもいるのです。
コシアブラの天ぷらなど
それでは、オーソドックスな、コシアブラの天ぷらのレシピをご紹介いたします。これは、私自身が毎年行っている料理方法です。簡単ですので、覚えておいて損はないと思いますよ♪材料・・・コシアブラの葉、小麦粉、天ぷら油、醤油。調理法・・・@小麦粉を、水で溶かす。うすめで良い。Aコシアブラの葉を水洗いして、水気を切る。Bコシアブラの葉に小麦粉を振る。C温度の高い天ぷら油にコシアブラの葉を入れます。D色が変わりかける前に揚げて出来上がりです。天ぷらですのでお醤油を付けますが、お好みで、塩でもおいしく召し上がれますよ。コシアブラの味噌あえをご紹介いたします。こちらも、私自身が毎年やっている調理法であり、本当に簡単にできますので、こちらも覚えておくと良いですよ。材料・・・味噌、砂糖、醤油。調理法・・・ @コシアブラの葉をゆでて水に浸す。A味噌と醤油、砂糖を加える。Bコシアブラを食べやすく切り、味噌と混ぜて出来上がりです。♪
コシアブラの特徴
さて、そんな独特の風味のあるコシアブラですが、コシアブラは、ウコギ科の落葉高木なのですね。コシアブラの特徴は、葉は手のひら状で、小さい葉が5枚あります。葉のもとの部分には、短い柄があります。そして、樹の肌は白いので見分けがつきます。コシアブラは、同じウコギ科のタラの芽やウドと同様に、山林、道路脇等、日当たりのよい、斜面が好む樹木です。毎年、春先に伸びる、特有の香りを持つ新葉は、山菜の一種として近年大人気です。そんな、コシアブラの和名は「漉し油」であり、樹脂の利用に由来する名称であるのです。